小話/筑波TT

友人たちが大勢エントリーしているので、応援＆冷やかしに筑波サーキットに足を運んでみた。
前日に関東地方を襲った台風22号の影響を受けることもなく、レースはスケジュール通りに進行した。
ただ、ホームストレート下の地下道は画像の通り、バケツだらけの凄いことになっていたが・・・

今日の主人公は地元友人の岡○さん。
もうかれこれ20年の付き合い。
一時バイクから遠ざかっていたのだけど、何を思ったか昨年あたりから突然サーキット走行を始めた。
そしてレース参戦を始めたのもまだつい最近。
しかし技術や知識に対しての探究心がとても強く、疑問を抱くとすぐにでも解決しないと気がすまない性格なのか？
自分自身や私が仕事中であってもお構い無しに話しに熱中する。
そういえば自分も数年前はそうだったかも？と、フラッシュバックに懐かしさを憶えた。
その彼がDUCATI CUP 2Vクラスで見事優勝をした。
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と、ここまでで話しを終わらせれば「カッコイイ人」で終わるのだが、そうは問屋が卸さない！
トップでゴールしたまでは良かったが、なんとダブルチェッカーをやらかしてしまったのだ。
コースサイドに設営された暫定表彰式の場で、2位～6位のライダーはヘルメットを脱ぎ待っているところへ真っ赤な
顔をして戻ってきた。
そしてパドックに戻り、場内アナウンスでコントロールタワーへの呼び出しが！
10分近く帰って来なかったが、やはりコッテリと絞られたようだ。
その後、気が緩んだのかシャンパンを1本丸々飲み干し、再び真っ赤な顔になって爆睡。まぁ、とにかくおめでとう！

彼はよく「ACTでバトルしようぜぇ～」と言っていた。
まだまだ先の事だろうと思っていたのに、急に現実味が湧いてきた・・・って言うか、尻に火が点いた。（笑）
こういう仲間が増えるのってやっぱり凄く嬉しい。