TESI 3D/1

2007/9/16　　【FISCO　MOTO CORSE走行会】

初めに申し上げておきます。
この物語は “シャレ” ですので、その2、その3と続く可能性は限りなく “0” に近いです。（笑）

F1開催が間近となった富士スピードウェイで開催されたMOTO CORSEさん主催の走行会に
顔を出しました。（一応、ライディング装備一式持参で・・・）
そこで巡り合ったのがこの bimota TESI 3D Concept です。
全世界限定29台で、車両価格は5,229,000円なり！
まだサーキットなど走ったコトのないこの車両をFISCOで走らせてもいいなんて言葉を頂戴した
ので、そりゃもう喜んで試乗。
さすがに攻め込みはしませんでしたが、1Dの乗り味（低速時にフラつくとか、ハブのガタ）を
知っている私にとって、3Dの完成度の高さは驚きに値しました。

2007/9/26　　【筑波　クシタニ走行会】

前回の試乗から10日。
今度は筑波サーキットを走る機会が訪れました。
社長から『このままの状態で何秒くらいイケますかね？』なんて聞かれたので、前回と違い
今回は攻めた走りに挑戦できます！
とは言っても、台数と金額を考えると右手が加減しそうですが・・・

しかしアンダーカウルを装備していないため、スポーツ走行枠を走るコトは不可能なので
クシタニさん主催の走行会で走らせてもらいました。
走行クラスは初・中・上級の3クラス。
初・中級クラスでは先導役などをしつつ車体の感触を掴み、上級クラスでフルスロットルに
してみます。
しかし一般の参加者さんを驚かせるような抜き方もできないし、クリアラップも作れないしと
苦労しましたが、6～7秒台では安定して周回できます。

『見た目だけ・・・』とか『珍しいだけ・・・』とか言われてますが、なかなかどうして！
保安部品付きの車体に空冷DUCATIのノーマルエンジン＆触媒付きの重いマフラー。
サスセッティングも街乗り仕様のままだというコトを考慮すれば充分に立派なポテンシャルを
秘めていると断言できますね。

いやぁ、貴重な経験をさせてもらいました。