NOX/1

2000/12　　【インターネット注文】

国内ではターミネーターが主流であり、スーパーモタードはあまり認識されていなかった。
※ターミネーター･･･ハングオンスタイルでオンロードコースを走る
※スーパーモタード･･･足出しスタイルが主流でダートを含むオンロードコースを走る

このスーパーモタードが圧巻で、アスファルトなのにドリフトさせたまま走り抜けていく。
珍しい物好きの自分としては「次はコレだ！」と決意。
そんな時、世界限定300台というHusqvarna NOXが発表された。
（限定とかって言葉に昔から弱い）

早速注文しようと思ったがこれが手強くて、注文フォームが全部英語なのだ。
ヒロの助けを受け、300番目に達する前に何とかオーダーを入れる事に成功。
depositとして2000ユーロ（当時で22万円くらい）をクレジットカードから引き落とされた。
後は年明けの納車を待つだけ。
しかし、生産が遅れているお詫びメールが何回か来た（これまた英文）のと、お詫びの品で
NOXのプリントTシャツが1枚届いただけで、とうとう2001年には間に合わなかった。

そして2002年はメールすら来なくなってしまった。
挙句の果てには「あなたはhusqvarnaに対して債権がありますが、放棄しますか？」みたいな
書面がいきなり届いた。（やはり英文）
もう何が何やら？？？
「もしかして22万円のTシャツを買わされた？」と思っていた頃、今度はカジバジャパンから
連絡があり、遅れているだけで予定通り事は進むと言われたので一安心。
しかし、2002年もとうとうバイクは届かなかった。（涙）

そしてそして2003年、遂にNOXがやって来た！
やっと会えたNOXは独特のオーラを放っていた。
とにかく軽いし、付いている部品はチタンとカーボンだらけ。
さらにはプラスチック製の外装やアルミ製のシートレール等のスペアパーツの量が凄い！
さぁ～て、どんな乗り味なのだろうか･･･？